オープンスクール Open School
開催日程
2024年10月19日(土)、10月26日(土)、11月2日(土)、11月9日(土)、11月16日(土)、11月30日(土)、12月7日(土)、12月14日(土)、12月21日(土)、12月28日(土)
各回13:00〜
オープンスクール当日の流れ
-
12:30〜
本部校舎にて
受付開始 -
13:00〜
校内見学&実習体験
いろんな体験メニューを
用意しております。 -
14:30〜
特典説明
特典や業界の
こと、
学校のことを説明します。 -
〜15:30
Q&A
先生に
質問できます。
OPEN SCHOOL奨学金カード プレゼント
1年次の学費から
昼間部2万円免除 夜間部1万円免除
オープンスクールにご参加いただいた方全員に「OPEN SCHOOL奨学金カード」をプレゼント!
「OPEN SCHOOL奨学金カード」は願書とともに提出してください。
特典として、学費納入時に昼間部2万円、夜間部1万円が学費から免除されます。(返済不要)
体験メニュー
-
就職する業界における生成AIの応用の仕方について紹介
-
ドローンを体験しよう!日本の農業を左右するかもしれないドローンについて
-
電気うなぎの発電実験(メモリースコープ・シンクロ)と テッポウウオ餌落下実験
-
メタバースとプロンプトエンジニア体験
-
PRO TOOLS HD 9.0音響クリエイター体験 鼻歌を歌ったら生成AIが譜面に!
-
マルチメディアスタジオ 映像編集も生成AIでらくちんに!
-
4K・8K動画編集 DaVinci Resolve
-
バリオゾナー10~100mm 10倍ズーム撮影カミソリ1枚の被写界深度体験 プラナー85mmF1.2付 装備強化型 1眼ムービーカメラ使用
-
プラチナプリント
-
1人1台が可能の第3世代のモーションキャプチャを導入
-
目の前のものが立体画像として出現!非接触3次元デジタイザ
-
5つのカメラワーク・ライティングスタジオ完備!
-
遠隔会議ビデオシステム(Skype、ZOOM)とChatGPT、Geminiとの自然言語・日本語での会話
オープンスクール
参加申し込みフォーム
体験メニュー詳細
就職関連
就職する業界における生成AIの応用の仕方について紹介
業界の動向、資格についてわかりやすく説明します。業界で活躍するために、本校で身に着けることができるスキルも紹介します。
電気・電子系
ドローンを体験しよう
様々な用途で使われているドローン
68時間が19時間に短縮
2022年12月5日レベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)が可能となる国家資格「一等無人航空機操縦士」ライセンス制度が始まりました。「一等無人航空機操縦士」国家試験は①学科試験(CBT)②実地試験③身体検査からなっていますが、国土交通省認定の登録講習機関での講習を修了すれば実地試験が免除されます。
この登録講習機関での講習時間は「68時間以上」ですが、本校実施のドローン講習修了者は「経験者」として扱われ、登録講習機関での講習時間が「19時間以上」でよいと大幅に短縮され、費用も抑えられるというメリットがあります。
上記により❶イベントや報道での空撮❷物流や遠隔地への緊急配送❸災害発生時の状況確認❹橋梁、ダム、送電網などの点検❺測量や工事進捗状況確認など、様々な場において活躍できます。
ドローンの資格に加え「赤外線建物診断技能士」を取得すると、赤外線カメラ搭載のドローンを活用して、これから増々懸念される高層建築物の外壁調査(外壁タイルの接着面が剝がれると、日照によって隙間に入った空気が温められ、周囲の壁面よりも高い温度になり赤外線量が異常になります)など建物の点検、ソーラーパネルの点検、作物の生育状況確認、遭難者捜索、野生生物の監視などで幅広く活躍できます。
例えば、①「フォトグラメトリ(Photogrammetry)」②「NeRF(Neural Radiance Fields)」、③「3DGS(3D Gaussian Splatting)」といった3つの技術を用いると、ドローンでの撮影素材から生成AIを使用してリアルな3D空間を構築し、その空間内において視点を自由に動かせる映像が制作できます。
①フォトグラメトリ:2つ以上の異なる位置から撮影した対象物の写真を解析して3DCGモデルを生成する手法。地形図、建築、工学、製造、品質管理、警察の捜査、地質学など様々な分野で利用されている。この技術を利用した映画の例には「ファイト・クラブ」がある。
②NeRF:2つ以上の異なる2次元画像から3次元画像(シーン)を構成するためのディープ・ラーニングに基づく方法。NeRFを使用すると、新しい視点からフォトリアリスティックなビューをレンダリングできる。
③3DGS:撮影から得た3D空間内各点のデータを連結し連続的な形状を生成する。NeRFよりも高品質でフォトリアルである。
【農業ドローン開拓】
ドローン世界大手の中国DJIは農業向けの市場開拓を加速します。累計販売台数は約30万台と5年で15倍に増えました。
中国の農村部ではドローンが飛び回り,田畑の上空から農薬を散布する光景を目にする機会が増えました。農業用ドローンは撮影用と異なり,機体に農薬や種子を収容するタンクや散布する装置を備えます。空撮により田畑の広さや形などのデータを把握し,自動で航路を組んで,障害物を回避しながら飛行します。
DJIのドローンは,中国で全国の農地の3分の1相当まで利用が進んでいます。
DJIは世界シェア3割を握る首位で,2位のヤマハ発動機(同11%)などを引き離しています。農業向けは主力の消費者向け撮影用ドローンに次ぐ規模の事業に育ちました。
電気うなぎの発電実験(メモリースコープ・シンクロ)と
テッポウウオ餌落下実験
電気うなぎの発電実験(メモリースコープ・シンクロ)
目に見えない電気信号(電圧信号)を、時間の経過とともに画面に表示。電気うなぎ(Electrophorus electricus)は頭が⊕で尾が⊖、電気なまず(Malapterurus electricus)は頭が⊖で尾が⊕です。電気信号を瞬時にキャッチしてみよう!
CRT-Nikkor(58mmF1.0)はメモリースコープの画面をとるための超高速レンズで、ニコンFマウントとしては最大口径を誇るレンズで日本に1本しかありません。
なお、昔はオシロスコープがこの種の計測に用いられていましたが、何しろ一瞬しか波形が出ないので、それを映像として写しとる必要がありました。その後メモリースコープが発売され、メモリーで記憶してくれるので波形を固定して(ストップモーション)見ることができるようになりました。
テッポウウオ餌落下実験
テッポウウオは水をはじき出すことによって、正確に虫を打ち落としてしまいます。なぜでしょうか?あの正確さ、あこがれるなー!
クリエイター系
メタバースとプロンプトエンジニア体験
これからの生活になくてはならないメタバース
インターネット上での仮想空間でアバター(自分の分身)によって活動する「メタバース」。ゲームだけでなく、ビジネスやオフィス、イベント、ショッピングなどいろいろな分野で集まり、遊び、ミーティングしたりとWeb上の空間で社会生活を送ることができるもの。これからの生活になくてはならないものに!お客さんとしてメタバース上でアバター同士として出会った男女が結婚したという例も。2022年秋には東京大学でメタバース工学部が開講し、ローソンは全国の店舗で人手不足のためにアバター店員が接客するということになりましたネ。
まだ見通しの暗いゴーグル(ヘッドマウントディスプレイ、VRヘッドセット)を使っていますか?本校ではハーフミラー(半透明)で現実もチェックできる(したがって、現実の教員の指導も見ながら、仮想空間のVRも確認できる)見通しの明るいゴーグルを用意しています。ハーフミラーなので、必要なら実習・授業を受けながらARの世界を覗いてみることもできます。
PRO TOOLS HD 9.0音響クリエイター体験
鼻歌を歌ったら生成AIが譜面に!
プロ仕様の機器で音作りの世界を体験
一流オーケストラのすべての楽器の音をすべて演奏できるソフトで、音作りの世界を体験しよう。新たな才能が開花するかも。身近なあの曲の意外な秘密も……!?天井にはBOSEの重低音バズーカ砲型スピーカーと、下の左右にアルティックA7が2基。VOCALOID6を導入。AIにより歌声合成が実現。メロディと歌詞とを入力するとPCがボーカリストに変身。さらに①メロディ入力、②歌詞入力だけでなく、③音声入力もでき、④MIDIデータインポートも可能。具体的に⑤アクセント、⑥タメ、⑦ビブラート、⑧しゃくり、⑨ハーモニー、⑩ハモリ、⑪輪唱、⑫ダブリング、⑬テンポ変更、⑭キー変更、⑮マルチリンガル等が可能なAI機能。
PCさえあれば楽器がなくてもRe-mix可能な時代へ
シティーポップをご存知ですか?今世界が注目する1974~1984年の日本のポップスが熱い視線を浴びています。火付け後はインドネシアの歌手レイニッチさんと韓国のDJナイト・テンポさん。彼は元々プログラマーであり、ホワイトハッカーでもあるのですが、30歳を機にDJに転身し、例えばT=137をT=128に落としたり、音声トラックはそのままに2拍、4拍が協調されるディスコダンスミュージックにRe-mixして世界の熱狂的ファンを掴んでいます。インドネシア、東南アジアでは「真夜中のドア」のダウンロードやTikTokが増加し、北欧で「4:00A.M」を日本語を知らない人が日本語で歌ってしまうというほどです。 ナイト・テンポ氏は具体的な楽器無しでPC上でRe-mixし、今や海外での熱狂的ファンが彼のDJを聞きたくて長蛇の列を作るという有様です。日本の「北酒場」は本来演歌ですが彼の手に係るとディスコダンスミュージックに変身、当の本人がRe-mixverで歌うというようなことがNHKの歌番組でも披露されました。つまり楽器が扱えないと来日ができなかった時代から、PCさえあれば可能な時代に入ったのです。
マルチメディアスタジオ
映像編集も生成AIでらくちんに!
主被写体のみにピントが合い前後をぼかす撮り方
YouTubeやテレビを見ていると、ピントが合っている部分ははっきりときれいに見え、周辺の部分はボケている映し方が多くなっていますね。 どのように撮影しているのでしょうか?(被写界深度が浅い高速レンズ ex:85mm F1.2)
また、映画やテレビ番組などで使われている装備強化型一眼レフカメラを水平に移動できるレール付きカメラスライダー、カメラドリー、ブレを防止するジンバルで撮影してみよう!
最近のプレス(報道番組)やTVドラマでは、追加したライトなどなくその場にもともとある光のみをを用いて、その場の雰囲気や緊張感を崩してしまうことなく撮影し、そのために超高感度の装備強化型1眼カメラと超大口径高速レンズを開放で用い、主被写体のみにピントが合い、前後をぼかすことにより主題を強調する画面が多くなってきました。
撮影現場の今
今、撮影現場で何が起きているかと言うと、一般の人たちのMTF、OTFもほぼ完ぺきなレンズで、そのガラスレンズ表面はスーパー・マルチ・コーティングが施され、ハロもフレアーも出ない完璧な映像が求められているかというと、そうでもない。スチールカメラマンの場合、カメラとレンズは個人の所有だが、ムービー動画の場合は会社所有か、その都度専門のレンタル会社から借りてくることになる。
そうしたところで最近どんなことが起こっているかというと、完璧なレンズの前後、または内部のレンズのせっかくコーティングされた面のコーティングを剥がしてしまい、逆光等のときや点光源が画面に入った時、あるいは少しオーバーぎみのライティングをした女優さんの顔のアップの時など、心地よいフレアーやハロをわざと生じさせ心情を表現する映像が求められている(そういうTVCMや映画やドラマの特にオープニングシーンを見た方も多いはず)。
さらには、いっそノンフーティングを求めるなら、戦後のレンズにはそもそもコーティングがないため、往年の名レンズが用いられることもしばしばで、これをもって「オールドレンズの復活」と称されたりしており、そのための専門誌まで発刊されているのです。
オールドレンズ復刻ブーム
具体的には、すでにカメラ用レンズの生産をやめてしまったカール・メイヤー社がかつて作っていたマクロプラズマット、キノプラズマットや水玉ボケが近年女子大生に受けているトリオプラン等が最近突然に復刻版としてクラウドファンディング方式で再発売に漕ぎつけた。かと思ったら、写真機は1839年のジルーダゲレオの発明だが、その後1840年にヨゼフペッツパールによって発明されたペッツパールレンズが「ペッツパールレンズ生誕175周年」としてオーストリア(生産はロシアが有力)のロモグラフィーから58mm F1.9として発売された。これもクラウドファンディングで244人の支援により15,043,000円の資金を集めた結果であった。
京セラがCONTAXを作っていた頃、専用レンズは主にカール・ツァイス製でドイツ製(初期は西ドイツ刻印)であったが、やがて日本製カール・ツァイスレンズなる交換レンズも登場する。その「日本製」の製造を請け負っていたのが富岡光学であった。富岡光学は、コンタックスを製造する前のヤシカに主にレンズを供給しており、そのマウントはM42スクリューであったが、その中にTOMINON55mm F1.2(OEMではヤシノン)が存在し、その光学設計を担当したのが木下三郎氏である。オールドレンズが注目されるようになると、このレンズに脚光が当たることになる。多くのファンの声におされるようにして木下三郎は木下光学研究社をおこし「KISTAR55mm F1.2」を発売することになった。機構設計を担当したのは御子息の木下勉氏で、光学設計製作には富岡光学時代からの「職人」さんが担当したという。
同様の復刻ブームである、かつて戦時中に海軍に光学機器を供給していたのが日本光学(今のニコン)で、陸軍に供給したのが東京光学(後のトプコン)であった。そのトプコンがREスーパー等の一眼レフを出していたのだが、カメラ・レンズ業からは現在撤退してしまったことから、その標準レンズのREオート58cm F1.4のやわらかな、そして球面収差アンダー型補正による後ろボケの良さを惜しむ声があがり、まったく別の光学メーカーであるコシナ社からマウントを変更して再発売されるという次第となった。
近年のレンズの進化
このように現代の最新技術を駆使した結果の最近のレンズは、水に例えるとさしずめ蒸留水か脱イオン水で無味なのでつまらない、昔の残存収差をどのようなバランスで残すのかがレンズ設計者の腕の見せ所であったわけで、その点に共感するヘビーユーザーやプロの映像作家も多い。そのういえばニコンもニコンS3,SPを再生産したことがあったが、もちろんその当時の50mmF1.4や35mmF1.8もコーティングこそ変わったがレンズ構成は当時のままであった。さらにはライカ社がズマロン28mmF5.6,タンバール90mmF2.2、そして非球面ノクティルックス50mmF1.2と矢継ぎ早に再生産に踏み切ったのである。
固定焦点レンズをつけたムービーカメラをカメラマンと監督とを台車に乗っけて、その台車がレールの上を走ってアップにしたり引きの絵を撮ったりということをしていた時代、ある映画でいきなり富士山が登場したかと思うと、それが一気に2倍になり、見えていた映画人はみなビックリ仰天した。最初の富士山はどう見ても200kmは離れて撮っており、それが2倍に映ったということは、半分の距離である100kmまで一気に近づいたということになり、したがってレールの長さは200-100=100kmという計算が成り立つ。100kmものレールをこの映画会社は敷いたのかと話題になった。しかし、タネを明かせばそれはズーム比2倍のフランスの光学補正式ズームの雄パンシノールのなせる技だったのだ。
その後、光学式補正から機械式補正が主流となり、ズーム比はグングン大きくなっていった。その1列が写真のアンジェニューズーム12~240mm 20倍ズームである。なお、光学補正時代パンシノールとその性能を争ったズーマー社のズーマー32~82mm F2.8やその後の高倍率の光学補正式ズーマーがあまりにも有名だったため、現在でもズームのことをズーマーと呼ぶ映画人も存在する。
4K・8K動画編集 DaVinci Resolve
映像データを自由自在に編集して、クリエイターになりきっちゃおう。
バリオゾナー10~100mm 10倍ズーム撮影
カミソリ1枚の被写界深度体験
プラナー85mmF1.2付 装備強化型 1眼ムービーカメラ使用
2800万ポリゴン/secのスピード処理ができるワークステーションを完備
こういった装備強化型1眼デジタル・ムービーカメラで現実に映像を捉える一方で、今流行りなのがBlender&AfterEffectsで作る3DCGセルルックアニメ制作の世界である。
セルルックアニメとは3DCGで作られた一見「セル動画」風のアニメーション作品のことで、このところBlender、Mayaなどの無料3DCGソフトが登場したことで、個人や4、5人のチームのクリエイター(表現者)たちが手掛けた作品を目にすることが増えたはず。TVCMはもちろんのことショートムービー(短編)、MV(音楽用ビデオ映像)などである。
人物や動物のあるポーズから違うポーズを読み込ませれば、その間はコンピュータが勝手に作って繋いでくれる(キーフレーム・アニメーション)し、火山の貧家や何かの爆発等で勝手にテキトーに火柱や火山灰を散らせてくれる(パーティクルツール)といったことも勝手にやってくれるので便利です。ただ問題はどれくらいの速さで処理できるかで、それがグラフに表されています。
TFLOPS(FLoating-point Operations Per Secondの頭文字=FLO/secで速度の意味つまり1テラ・フロップスのコンピュータは1秒間に1兆回の演算が可能)具体的にはOmniverseの森の中の住宅のシーンで約2800万ポリゴンあったとしても本校のBOXX+RTX A6000×2なら秒単位で表示が可能。要するに2800万ポリゴン/secのスピード処理。
高性能なズームレンズや高速レンズを使う体験ができる!
あなたも映像クリエーターになれる!高性能なズームレンズや高速レンズを使い、撮影も自由自在。映画やテレビ局のカメラマンになったかのような、こんな体験はめったにできません。ところでツァイスのプラナー85㎜にF1.2などという超大口径(「超高速」と欧米では表現する。それにより速いシャッタースピードがきれるからだ)レンズが存在したことを知らない人がほとんどだ。通常供給されているのはF1.4だからである。種明かしをすればツァイスがその光学技術の威信をかけて作り上げたこのレンズは特殊な高屈折率低分散ガラスを用いるため、ツァイスの工場現場に言わせればその要求項目に見合うだけのいいガラスができた時だけ(あるいは少しずつストックして)作れるレンズなのである。ツァイスはこういうことは他にもやっておりハッセルブラッドの200シリーズ用のテレ・パワーパック300㎜F2.8(写真1-1、1-2、1-3①②、1-4①②)やコンタックスRTSマウントで200本だけ作られたテレ・アポテッサー300㎜F2.8(写真2-1,2-2①②③④)もこの類と考えてよい。巨大なガラスの塊から脈理(光学的屈折率の異常部分、ひずみ)の入っていない「いい部分」だけを取り出すのだから。しかもそれは大きな前玉を削り出せるのに十分な大きさでなくてはならないのだから。
【テレ・アポテッサー300㎜F2.8】レンズ構成/7群8枚(専用フィルター含む)焦点距離/300.6mm 画角/8°10′ 絞り目盛/2.8-4-5.6-8-11-16-22 最短撮影距離/3.5m フィルター/差し込み式 フード/内蔵スライド式 寸法・質量/120(径)×244(長さ)mm・2.73kg 入射ひとみの位置/前玉の頂点の後方446.7mm 入射ひとみ径/107.1mm 射出ひとみの位置/後玉の頂点の前方36.3mm 射出ひとみ径/37.7mm 主平面(H)の位置/後玉の頂点の前方121.1mm 主平面(H′)の位置/前玉の頂点の前方12.7mm 前玉と後玉の頂点間の距離/220.1mm
コンタックス用プラナー
さて、プラナー85㎜F1.2(写真3)は上記のような理由で「コンタックス誕生50周年記念レンズ」として1982年に500本だけ生産されその価格はF1.4の数倍というものであった。ところがプロの間でこのレンズの開放描写の凄みが噂になり奪い合いが生じ定価などどこ吹く風のプレミアプライスとなってしまった。そのこともあってツァイスは気の毒なカメラマン達のために10年後に「コンタックス誕生60周年記念レンズ」として再び500本追加生産してあげたのだが、この時もプロの予約でアッという間に埋まってしまい、予約の取れないプラナー85㎜となった。 さてツァイス自体このレンズをどう評価しているのかを昭和57年4月24日初版発行された「ZEISS Tスターレンズの世界」から引用させてもらう。その前に一言、プラナーについて世間の知ったかぶりが1896年発表のプラナーF3.6の延長線上にあると思い込んでいるが、これはツァイスの意図かあるいはプラナーという名称のみを追いかけた考え方であって、世界のレンズ設計者をアッといわせたプラナーは、戦後の東独のビオメターF2.8、そして西独のクセノタールF2.8(このレンズについても日本のレンズ設計者はあまりの高性能に「困ったレンズが出てきたものですね」とため息を漏らした話はあまりに有名である)、そしてこれらを一気にゴボウ抜きにした真打登場といわんばかりの西独のプラナーF2.8以降が、世界が恐れおののくプラナー歴史の始まりだったのだ。
写真4はプロトタイプのコンタックス用プラナー50mmF2.8で、一般には80mmF2.8がローライ二眼レフにつけられた。西独のプラナーF2.8は、東独のビオメター、西独のクセノタールとは根本的に発想が異なると言わんばかりに第1群を2枚張り合わせにするといったいわば離れ業を見せつけていたが、F3.5のプラナーはそのような奇をてらった技は使わず、おとなしい構成であったが、日本のカメラ雑誌が前後を間違えてレンズ構成を発表してしまうというオマケまでついた。なおこのF3.5タイプはハッセル用100mmF3.5に受け継がれることとなる。 なお、プラナーF2.8に対してプラナーF3.5を作るのにはF2.8のレンズの周辺を削っていきF3.5になれば出来上がるわけで、ズノーの50mmF1.1などは、前玉の周辺が工場でピッと欠けてしまうことがあり歩留まりが悪かった。そこで欠けたF1.1用前玉をなんとか有効利用できないかと考えたあげくに周辺をキレイに削ってF1.3を製品として作り販売した。しかし、西独ツァイスのF2.8プラナーの場合、第1群を2枚張り合わせにしたり、4枚目のレンズに曲率の深いメニスカスレンズに屈折率の高い重フリントSFガラスを用いたりしてコストが高くつき、ローライ側のF3.5は廉価版にしてほしいという要望を叶えるのは難しくなってしまう。そこで全く別の小穴教授の指摘した前群後群をひっくり返した構成をとったが、メニスカスレンズについては工場で現物合わせをしないといけないという条件付きになってしまい、コストは高く、後に張り合わせ面を持ち、さらに公差が厳しくない構成となってしまう。 なおプラナーの意味は像面歪曲のない結像面がフラットフィールドであることからプラナーと名付けられた。 東京大学小穴純教授はこれらのレンズについて「私は前群をビオターから後群をトポゴンから受け継いだ混血児と考えたい。そして両親を大きく凌いだ優秀な子が誕生したのだ。」と述べており、もしF2.8をF3.5にとどめればさらに性能が増すことが考えられるとし、茶目っ気の多い先生は、実際にそのレンズで発禁問題となった「チャタレー夫人の恋人」を一面に写しすべての文字が読める映像を堅物の多い光学学会で発表してみせたのである。
その後プラナーは80㎜だけでなく100㎜(6×9用)135㎜F3.5(4×5用)35㎜F3.5(24×36用)が発売された。特に135㎜は空撮に使用され開放で500分の1秒ばかり飛行機の上できられるものだからコンパーシャッターがすぐに悲鳴を上げるおまけまでついた。コンタックス用プラナー35mmF3.5とリンホフ用プラナー135mmF3.5とは相似型で、したがってプラナー35mmF3.5の性能は悪かろうはずがない。そしてF2.8で中判をカバーするプラナー80mmF2.8,100mmF2.8と高速化し、ついにプラナー150mmF2.8(写真5-1、5-2)のプロトタイプができたところで一旦ストップする。(ツァイスとしてはシュナイダークセノタール150mmF2.8が目の上のタンコブだったようだ。)このあとさらに高速化に向かう時、実はビオター型にお世話になるのだ。断じて1896年のプラナー型にではない。
以下「ZEISS Tスターレンズの世界」からの引用: 『大口径レンズは、開放時にその最大の特性が表われるべきであることは言うまでもありません。このレンズは特にフォーカスアウトする瞬間のやわらかさに目を見張るものがあり、一度使った人はそのとりこにされるほどです。1932年にCONTAXⅠ型が世に出てから50年が経過し、その50周年を記念して限定生産されたレンズです。ツァイスT*レンズシリーズでは最高の明るさを誇り、ツァイスの光学技術の粋が凝集されたレンズといえます。 ○ レンズ構成:7群8枚 ○ 焦点距離:83.0mm ○ 画角:29° ○ 絞り目盛:1.2-2-2.8-4-5.6-8-11-16 ○ フィルター:77㎜ねじ込み式 ○ フード:ねじ込み式:メタルフードNo.3 (77/86リング併用) ○ 寸法・重量:80(径)×72.5(長さ)㎜・875g ○ 最短撮影距離:1m(3.5feet)フロート方式 採用 ○ 入射ひとみの位置:前玉の頂点の後方 71.4㎜ ○ 入射ひとみの径:66.5㎜ ○ 射出ひとみの位置:後玉の頂点の前方 29.9㎜ ○ 射出ひとみ径:59.5㎜ ○ 主平面(H)の位置:前玉の頂点の後方 53.3㎜ ○ 主平面(H’)の位置:後玉の頂点の前方 44.8㎜ ○ 前玉と後玉の頂点間の距離:75.7mm』
プラチナプリント
プラチナプリントってなに?
実は白金を用いた焼き付けの技法!画像の黒はしまりがとてもよく、階調の幅が広く、グレーの調子が極めて高い写真プリント。現在の写真印画では最も耐久性にすぐれているもので、約500年もつと言われている。一度ご覧あれ!
設備見学
1人1台が可能の第3世代のモーションキャプチャを導入
どこでも場所を選ばずにモーションキャプチャーが可能に
1998年に導入のほぼセンサーのあるところに固定される第1世代光学式と、2022年に導入の第2世代の楽に移動が可能なニューロセンサー式との2種類のモーションキャプチャーに加え、1人1台が可能の第3世代も導入!2023年スマホアプリ式モーションキャプチャーと呼ばれるもので測定方式としては6DoF(Dgree of Freedom)で6つの加速度センサー3DoFと6つの角速度センサー3DoFとで測定していることになります。たった6つの小型センサーを装着するだけで、いつでもどこでも、つまり屋内でも手軽に3Dでフルボディートラッキングできるモーションキャプチャーシステムです。メタバース内のあなたのアバターも外ロケ動画等で思い通りに動かすことができます。活動の幅を広げてくれます。
光学式に加えて新たに導入!体に取り付けた各センサーが各部の動きを読み取り、Wi-Fi経由で画面上のキャラクターモデルにその動きを伝えることができます。どこでも場所を選ばずにモーションキャプチャーが可能に。これでメタバース内のあなた(アバター)の動きも自由自在!
目の前のものが立体画像として出現!非接触3次元デジタイザ
3Dデジタイザーから3Dスキャナー、そして3Dプリンターへ、
さらにBOX600TFLOPS(テラフロップス)でメタバースのランドもアバターも自由自在
高精細な3Dスキャンが、実際にある物を3Dスキャンしてデジタル化することができる、ハンディタイプの優れもの!目の前のものが立体画像として出現します。欧米ではすでにデータを取り入れれば大型の3Dプリンターで一般家屋程度は作ってしまいます。 メタバースに建っている家の配線をあなたのアバター電気工事士が入って行ってVA線を用いて、コンセントを設置したり、ブレーカーを用いて配線盤を作ったりします。現実だとショートしたり、ビリっときたり、熱いハンダゴテで溶けたハンダに注意せねばなりませんし危険かもしれないが、メタバース内ならダイジョウブ! 2023年1月2日、あの高島屋さんが福袋に3Dプリンターで作られた家を限定1棟330万円で抽選販売。いよいよ最もデジタル化が遅れている建築業界でも24時間で3Dプリンターが住宅を造る時代に入った。右の家の写真の、白イスに上から垂れている白い樹脂こそ3Dプリンターが成型に用いる合成樹脂の一種のABS樹脂。アクリロニトリル(Acrylonitrile)、ブタジエン(Butadiene)、スチレン(Styrene)からなる共重合合成樹脂の総称で、これらの3つの頭文字をとって、ABS樹脂と命名されました。これを生コンクリートに置き換えた時を想像してみてください。すでに現実の住宅も巨大な3Dプリンターにデジタルデータを入力することによって作られ、2022年末から設計販売が始まっているのです。
5つのカメラワーク・ライティングスタジオ完備!
スタジオ設備・ハニカムグリッド
照明光の拡散をコントロールするもので、光を必要な所に集め、他の場所への光漏れを抑えられる、技あり武器。
3DCGの基本の豆知識
3DCGを作るとき①まずは仮想空間にポリゴン形式で物体を作り②次にあなたの目の代わりとなるレンズ付カメラをその仮想空間内に置く。これで3DCGができたと思ったら大マチガイでまだ同空間はまっくらやみである。③そこでライティングの必要が生じ、くらやみの物体を照らしてやらねばならない。そのときのライトは点光源か線光源(蛍光灯やネオン)があるいはやわらかな質感を与える面光源かそしてそれが単数か複数かといった問題に直面するのだ。だから現実のスタジオにおけるライティング実習が不可欠だし、現実のスタジオにデジタルカメラ(ニコンZ7)を持ち込んで各レンズの画角の違いや絞りによる被写界深度の深さや浅さ、ひいては「レンズの味」(ex.タンバール90mmF2.2等)までマスターできれば十分でしょう。そういったことまでスタジオで見学できます。
遠隔会議ビデオシステム(Skype、ZOOM)とChatGPT、Geminiとの自然言語・日本語での会話
オンライン会議システム
ご存知、オンラインシステム。実際に使ったことあるかなー?